映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

園子温・山内ケンジ・ 太田光・ 児玉裕一監督「クソ野郎と美しき世界」2266本目

面白かったな。映画というのかこれは?ストーリーもいちおうあって、大団円はあるけど結末はなく、見せ所はたくさんあって下品も上品もある、暴力も愛もある、 芝居もあれば歌もある。ショーというかテレビ番組みたいなものですね。やっぱり、稲垣・香取・草彅の3人がやりたいことってのはテレビから生まれたものなんだな、と思う。

稲垣くんがずいぶんおじさんっぽいなと思ったら、もう45歳のおじさんだもんね。「純列」にいそうな感じになってる。園子温の作品はいつも通り、エロとグロ抑え目の派手で楽しめる作品。山内ケンジの作品は、いいんだけど“クソ”が出すぎてるので嫌な人は嫌かも。太田光の作品は、いつもこういうのdisってたんじゃないのか、と思うようなめんどくさいタイトルで、草彅くんと尾野真千子が叫びすぎるし、思いのほか情緒的でちょっとこの中では違和感があった。大団円は逆に、これでいいというか、ロマンチックで華のある歌と踊りがやはり3人の最大の魅力なんだなと改めて思いました。SMAPで歌がうまいのはキムタクだけ、というイメージがあったけど、この3人の歌も、さすが10代のころから歌いこんでいるだけあって、聞かせますね。

やっと見られてよかった。(なぜかTSUTAYAでレンタルしてないもんで・・・)