映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ボブ・フォッシー監督「キャバレー」2214本目

これも見ておくべき映画の一つですよね。やっと見ました。

ライザ・ミネリが天真爛漫でカワイイ。相手役のマイケル・ヨークも、いかにもモテそう!な好感度。ライザ・ミネリって日本で見る誰かにそっくり・・・アイヴァンかな?

こんなに自由で楽しい彼らだけど、道のかたわらの遺体、ユダヤ人とドイツ人の別れ、など、不穏な影が差してきます。

「奴と寝たのか」「寝たわよ」「・・・僕もだ」

・・・いいなぁ。この場面。愛し合う二人とかじゃなくて、彼を巡って争う二人だったのか。もう3人で暮らせば?

・・・とは行かず、男にも女にも好かれるイケメンはアルゼンチンへ去り、二人は取り残されます。

「私たちバカね」

戦前のベルリンってこんな百花繚乱な街だったのか。ほぼ新宿二丁目。そして、フレディ・マーキュリーがあれほど憧れたライザ・ミネリはこんなにあどけない、少女みたいな人だったのか。越路吹雪みたいな迫力ある大人の女性かと思ってた。なんでも、知った気になってるのはこういう意外なことが起こる。

この映画はとにかく、出演者たちの個性と魅力が出色でした。