映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

「恐怖劇場アンバランス1」2211−12本目(KINENOTE未登録)

円谷プロの1973年のテレビ作品。第一話、第二話が収録されています。豪華製作陣、豪華キャスト!昭和中期(こういう表現あまり見ないけど、きっとこれから使われていくに違いない)のクセのある映像、だんだん面白くなってきて、クセを気にせずに楽しめるようになっていきます。これ今再放送しても人気出るんじゃないかな〜。

第一話「木乃伊の恋」 原作:円地文子/脚本:田中陽造/監督:鈴木清順/出演:渡辺美佐子川津祐介、浜村純、大和屋竺ほか。

第一話の前半は、”入定”して即身成仏した木乃伊が発見されて、一時的に復活するという江戸時代の物語。第二話はそれを受けて現代によみがえる、夫の喪失と再会の物語。大映ドラマかしらと思うようなケレン味、アクの強さ。おどろおどろしい音楽は冨田勲。監督が鈴木清順だから、渡辺美佐子がとってもエロくてドキドキします。ちなみに狂言回し的に青島幸男が現れるのも昭和風味。

第二話「死を予告する女」 脚本:小山内美江子/監督:藤田敏八/出演:蜷川幸雄、楠侑子、財津一郎名古屋章ほか。

まだ若い俳優、蜷川幸雄がとってもフレッシュ。このとき38歳。顔の形が違うのに、不思議と藤原竜也に似てる。目月や表情が。彼は気に入られるはずだわ・・・。この頃は監督の演技指導とか受けてたんだろうになぁ。で、お雛様のようなメイクの楠侑子の幽霊みたいな存在感がすごい。

55分のボリュームだしなかなか力の入った作りなので、映画みたいに楽しめます。この続きも見てみるか・・・。 

DVD恐怖劇場アンバランス Vol.1

DVD恐怖劇場アンバランス Vol.1