いきなり登場するのが、さっきは「天才マックス」だったのにすっかり髭面の大人になったジェイソン・シュワルツマン。エイドリアン・ブロディが飛び乗った電車にビル・マーレーは電車に乗り移れず、オーウェン・ウィルソンは顔中包帯だらけ。と、愉快なんだけど、色彩がインド的ではなくタイっぽい。キミドリとピンクのペイズリー、みたいなウェス・アンダーソン的世界。そこが、本当のインドと全然違う感じがしてしまう・・・インド的痛快さって大好きだけど、これは違う。外国の文化なんて、みんな大なり小なり誤解してると思うけど、誤解の仕方が私と違うのでなじめない。
三兄弟が仲良くなるために、不思議でカラフルな外国が必要だったんだろうな。これはインドという名の架空の国だと思えばいいのかな。うーん。
残念だけどあまり入り込めない作品でした〜。