映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

リドリー・スコット監督「プロメテウス」2195本目

ノオミ・ラパスのデリケートで知的で向こう見ずな感じ、いいですね。いつ見ても、もっと見ていたくなる人だなぁ。まさにエイリアン第1作のシガニー・ウィーバーの存在感を思わせます。

アンドロイドのデイヴィッドを演じてるマイケル・ファスビンダーは、私のイメージする典型的なゲルマン人の美形。・・・この映画はこの二人でもう満腹です。

どう猛な軟体動物のエイリアン自体は、シリーズで見慣れていて、異星人も人間と同じなので新しい驚きはあまりない映画で、「前日譚」をあとで書き足した感は否めません。でも、この二人にも構成にも目を奪われて、楽しめる作品になりました。

こうなると、エイリアン・コヴェナントも見ないわけにはいかないな・・・。

プロメテウス (字幕版)

プロメテウス (字幕版)