映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

阪本順治監督「エルネスト」2184本目

エルネスト、といえばエルネスト・チェ・ゲバラだ。この映画は彼ではなく、彼によってエルネストという戦士名を与えられた日系の青年の物語です。

キューバには今も無料の医科大学があって、キューバの内外、アメリカからも学生が留学してくるそうです。ゲバラが亡くなったのはキューバ革命よりあと、ボリビアで戦っていたときだそうだけど、このエルネストもその戦いで命を落としてたんですね。

オダギリジョーの演技は、本人が「最近は楽してた」と言っているとおり、私もいつもつまんなさそうだなと思って見ていたけど、この映画では別人に生まれ変わったように真摯です。 ・・・いつも生まれ変わってくれよ!(心の声が・・・すみません)

阪本順治監督の作品は、大好きなのと「あれ?」と思うのがあるんだけど、この映画は感情が高ぶり過ぎずに静かな分、迫ってくるものがありました。

ただ、キューバっていう美しくてカラフルな国がせっかく舞台なんだから、素晴らしい音楽やカラフルな女性の服装とかも垣間見させて欲しかったな。

エルネスト (字幕版)

エルネスト (字幕版)