映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

フランソワ・オゾン監督「スイミング・プール」2170本目

これが2003年。シャーロット・ランプリングは「まぼろし」が2001年、「さざなみ」が2015年か。彼女の美しさを余すところなく描いた「まぼろし」の2年後は、こんなお局ふうのおばさん焼くかぁ。オゾン監督おもしろいな。リュディヴィーヌ・サニエは「8人の女たち」の、あの生意気少女か。フランスの癖のある女優たち、強くて美しい。

サラ・モートン(ランプリング演じる)は、愛人である出版社の社長の別荘で、毎朝ボウルいっぱいのヨーグルトをガツガツかき込む。お堅いオールドミスの典型みたいなキャラクターなのに、じつにたやすく、脱ぐ。外国の映画ではよくあることだけど、このギャップになかなか慣れない・・・。

サラ・モートンの最新作は、たぶん、書いてる過程のほうが作品そのものより面白い。殺人の動機も隠蔽する動機も薄く思えて。それだけは、この映画の弱点だな・・・。 

スイミング・プール 無修正版 [DVD]

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