映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジョン・バダム 監督「張り込み」2153本目

逆の順番で見てしまったけど、第一弾は第二弾よりもっと冒頭の映像がチープだな・・・きっとこれが当たって、次はもう少しお金をかけてもらえたんだろう?この映画に関しては、こっちを後に見てよかった。続編はドタバタコメディだけどこっちはラブコメ。順番が逆だったらびっくりしたと思う・・・。

この映画の方は、生ゴミじゃなくて生魚にまみれるのね。「食べ物を粗末に〜」って言いたくなるし、魚をさばくパートのおばちゃん達がみんな日本人に見えて、そこはどこの日本の港町?と思いますが、シアトルです。

張り込む相手がとってもチャーミングな女性で、刑事が恋に落ちる、というのはなるほどですが、たまたま助けられたとはいえ、彼女の方から「親兄弟がみんなあなたみたいな人と結婚しろっていうのよ。どう思う?」というのは出来過ぎ??

ピンクの大きな帽子をかぶって彼女の部屋から逃げ出す映像を、会議室でみんなで見る・・・なんて場面は、単純に好きです。でも、この映画ではエミリオ・エステベスが脇役すぎないかな?

張り込み [DVD]

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