映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

グレゴリー・ホブリット 監督「オーロラの彼方へ」2140本目

原題は「frequency」。ここでは「周波数」ですね。日本語にしてしまうと身もふたもない。

邦題は映画の内容が全く想像できないタイトルになってしまってますが、オーロラはこの映画の中でかなり重要な要素です。ニューヨークでオーロラが見える頻度ってどれくらいあるんだろう。DVD特典に「80年ぶりに観測」と言うニュースについて触れてたりするくらいで、ほとんど見えないからこそ、出現した特別なときに奇跡が起こるストーリーに説得力が出るんでしょうね。

「メッセージ」とかで最近は、科学の粋を集めると「ねじれ」を越えることが可能になるという概念が空想でなく未来だと思えてきつつありますが、この映画の時代には全くのファンタジーだったんでしょうね。だからこそファンタジックに描かれている。どんどん未来を変えてしまって最後に後悔する話ってドラえもんでも他の日本のアニメでも「ドニー・ダーコ」でも散々見てきたけど、この映画は父と子の家族愛のおかげで、楽しめてあったかい気持ちになれる作品となっています。

DVD特典が充実してて、オーロラで電波障害が起こる科学的背景や、時空を超えることの説明なんかも収録されてます。