映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ローソン・マーシャル・サーバー 監督「スカイスクレイパー」2134本目

純粋なハリウッド娯楽映画なんだけど、いろんな時代の波が感じられて興味深い。

”ブラック・エクスプロテイション”映画とその流れを汲む映画以外で、主人公のヒーローがアフリカ系という画面が見慣れないんだけど、それにも増して見慣れないのが、彼の妻が”白人”で子どもたちが混血という画面。この画面が新鮮に感じられるという事実にちょっとショックを受けています…アフリカ系の人口が10%以上もいるアメリカなのに、今までハリウッドのエンタメ映画で(社会派映画ならあるけどね)この家族構成は見た記憶がほとんどないんだよなぁ。

あと、舞台となる、ドバイにでもありそうなやたら高いビルがあるとされるのは香港で、中国系の俳優がかなりの数、登場します。中華圏を映画の市場としてだいぶ意識してるんだろうな・・・。一見するとジャッキー・チェンの映画みたいな場面も多いです。悪いヤツもいるけど、極悪ではないし。

そして主人公が、義足。義足であることのメリット(痛くないとか)はそれほど多用されなかったと思うけど。

そんな風に、ハスに構えて見てみるのも興味深い作品でした。

スカイスクレイパー (字幕版)