映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

フレッド・ジンネマン 監督「ジュリア」2114本目

幼ななじみの大好きな女友達(ジュリア=ヴァネッサ・レッドグレイヴ)がレジスタンスに走る。自分(リリアンジェーン・フォンダ)は冒険が苦手な女だけど、彼女に会いたい、彼女の頼みなら聞いてあげたい、という気持ちで何回も国境を越える”運び屋”の役割を引き受けてしまう。入れ替わり立ち代わり、知らない人たちが現れてこんなに怖がりな人には重すぎるミッションだ・・・。すっかりリリアンになりかわって、動揺し続ける観客=私なのでした。

「バーバレラ」では奔放な女の子だったジェーン・フォンダは、もうこんなに知的な大人の女性になって、ジュリアへの想いと揺れる気持ちを見事に表現していました。この映画ってなんというかオチがないんだけど、これ実話だからね。現実ってそんな風に、モヤモヤを一生抱えつづけるものなんだと思う。そのまま生きて戯曲を書きつづけ、そのまま死んだ。彼女が抱きつづけた熱い想いのことを考えると、なんとも言えない気持ちになりますね・・・。

 

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