映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

山下敦弘 監督「午前3時の無法地帯」2106本目

面白い・・・。同じビルの同じフロアの会社の人たちって、エレベーターで顔を合わせて会釈するだけなのに、妙にいろんな噂話が聞こえてきたりして、近くの他人?という不思議な関係ですよね。その人たちの間に何かが生まれたら?というラブコメです。

専門学校だか美大だかを出て、ブラック企業でパチンコ屋ののぼりをデザインしてる女の子と、隣の商社で働くだいぶ年上の男。彼女と彼とそれぞれの同僚たちと、関係ない会社のOLたちと、夜中に一堂にエレベーターホールに会して大騒ぎ、という場面が最高です。

カッコいい若者だったオダギリジョーが、すっかりヨゴレたおっさんになってますが、やっぱりどこかカッコよかった匂いがします。この、おっさんになってもやっぱりモテそうな感じ。(うまく説明できない)

本田翼って「竹を割ったような性格」女子が似合ってますよね。ノーメイクというより、顔色悪い徹夜明けメイクでもよし。カッコ悪いこともいっぱいやらかすけど、正直で頑張り屋さんだから味方したくなる。

会社ってこんななんだよね〜、仕事って甘くないけどうまくいくと最高だよね、という当たり前のことだけど、グレースーツのお偉方が出てきて権威を振りかざしたりしない分、ちょっと清々しい。新卒のころの同年代の仲間たちのことを思い出したりする。

つってもやっぱり日本の標準働き時間は長すぎるよ!