映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ロジャー・ドナルドソン 監督「13デイズ」2091本目

意外と新しい2000年の作品。といってもケビン・コスナー、「ボディガード」や「フィールド・オブ・ドリームス」の頃より老けたなぁ。 

キューバのことが出てくる映画かと思ったら写真だった(しかもミサイルだけ)。キューバ危機というのは、ソ連アメリカが相手の支配下にあるキューバとトルコの軍備状況を探り合った事件だから、キューバが出てこないのは当たり前だった。

この史実についてWikipediaで見たところ、主役のケネス・オドネルについて文中では一言も触れられてない。そして、やたらと彼がジョン・F・ケネディ大統領が安易に戦闘に向かおうとするのを止めたり、ケネディ自身が「頭がよくない」というのに同意して見せたりする場面が多く、キューバ危機の本当の黒幕はオドネルであると強調します。何も知らなかった私としては、スマートな早逝の政治家が、こんな風に明るくて爽やかなだけの男だったとは、あまり思いたくなかったんだけど・・・。

内容は面白いです。アメリカって国のトップにいる人たちがいかに頭がいいか・・・無用なトラブルを避けるためにどれほど知恵を絞れる人たちか、ということを改めて思い知らされます。褒めてるんじゃなくて、簡単に敵に回さないほうがいいってこと。(常にどの政権でも同じとは限りませんが)

13デイズ(字幕版)

13デイズ(字幕版)