映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー監督「シン・シティ」2070本目

2005年のアメリカ映画。原作は「グラフィック・ノベル」というんだ。ロバート・ロドリゲスらしい、ちょっと安いアメコミ感。この監督すごく好きなんだけど、この映画はちょっと暗いな。メキシコのギラギラした太陽の下で首がスパーン!と飛ぶようなのが、いつものイメージ。それに比べると、そもそも色も光も乏しい映画なので寂しい。でも、いつもの“痛快さ”がこの映画にもある。めちゃくちゃ強い娼婦たちのギャング団とかね。

この映画ではブルース・ウィリスに新鮮な驚きはなくて、日本の漫画に出てくるサイコパスみたいなイライジャ・ウッドは強烈、デヴォン・青木(私はこの人は独特の美しさがあると思ってる)の殺人マシンっぷり、ロザリオ・ドーソンの格好良さ、クライヴ・オーウェンの渋さ・・・そしてミッキー・ロークのニヤニヤ笑いはここで最高に生かされてる。ベニシオ・デル・トロは印象薄かったな。

新鮮な映像だとは思うけど、私にはあんまり合わない、かな。でも面白かったです。

シン・シティ (字幕版)