映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

長井龍雪 監督「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」2064本目

もともとTVシリーズだったもののダイジェスト版に、多少コンテンツを追加したものだそうです。だから、設定はわかっても、成り行きがすごくわかりにくい。じわじわと共感できないので、気の優しい女の子が、傷つくことを言われた直後に何らかの事故で亡くなった→後日仲間内の男の子の前に幽霊となって登場→仲間たち集まって考える→悔いが残っていた理由が判明、「成仏」 というシークエンスが理屈で理解できただけ。

こういうアニメの世界では、優しいだけで自己主張のない女の子がプリンセスになれる。現実世界では割と今は流行らないし、セクハラやパワハラの餌食になりがちで、地味な生活に埋もれるタイプだと思うので、こういう現実離れした美しい世界があってもいいと思うよ。とはいえ、自分に馴染みのある、近い世界って感じは持てなかったな〜〜