映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ヤヌス・メッツ 監督「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」1890本目

帰りのキャセイパシフィックの機内で見た3本目。
ボルグvsマッケンローってまさに私がテレビを見ていた時代で、そういえばあの頃猫も杓子もみんなテニス部だったし、ウィンブルドンという地名はテニスの聖地として私の脳裏に焼きついたものでした。といっても、それぞれの個性は、端正vsやんちゃという程度しか知らなくて、少年の頃のボルグにマッケンロー顔負けの「文句言い」時代があったなんて驚きました。

スベリル・グドナソンは本当に、私の記憶の中のボルグにそっくり。描き方のせいもあるだろうけど、うっとりする美しさ・・・。
シャイア・ラブーフは元気な子供みたいだったマッケンロー(ずっとイギリス人だと思ってた、名前のせいかな)よりシリアスな風貌だと思うけど、いい演技だったと思います。
ステラン・スカルスガルド、いいですね。相当何にでも出てあらゆる役をやってるけど、いつも人生が滲み出しているようで、いいです。

世界チャンピオンになるというミッションの重さは、凡人には想像もできないし、彼らをさいなむ重圧も理解しようがないと思うけど、あの頃の彼らのことを少しだけ知ることができたのかなと思います。
今は表舞台にほとんど出てこないらしいボルグが、今も幸せでありますように。