映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

クリント・イーストウッド 監督「15時17分、パリ行き」1882本目

前評判高かったですよね、この作品。この事件の当事者たちに再現「映画」をやらせたってことで。
最近の日本の映画で、ほぼ素人の俳優たちを起用した作品が面白い・・・けどこれはフィクションじゃない!本人たちが実際にあったことをなぞるドキュメンタリーですから!

当人たちの他は、家族や子供時代もみんなプロなんだよね。やっぱりプロはうまいなぁ・・・。スペンサーはもともと無表情な人なんだろうな、ちょっと固いかな〜、と思って最初は見てたけど、さすが幼馴染、3人揃うといい表情がどんどん出てくるんだな。この子たちは、いわゆる優等生では全然ないけど、人柄がまっすぐでいい人間たちだなぁ。お母さんたちもいい。信じてくれる母たちがいたから、彼らはこんなにいい子に育ったんだろうな。
撃たれた人とその奥さんも本人なんだな。違和感なかったな・・・。

なんか、、、子供の頃から戦争ゲームが大好きだった若い米兵って、元日本の敵、ちょっと怖い人たち、という良くない先入観のようなものがかすかにある。でもこういう映画を見ると、正義感の強い素直な若者たちなんだよね。近くにいたら友達になれそうな。

テロリストを演じた俳優さんだけが、ちょっと気の毒というか、辛いんじゃないかしらと思ってしまうけど、見応えのある映画でした。
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