試写会で見てきました。
大阪万博跡地に残る「太陽の塔」の内部がリニューアル公開されたことはよく知られてるので、その構造や個々のアイテムについて解説するドキュメンタリーかなと思ってたのですが、各界のさまざまな人たち28人が、僕の、私の、太陽の塔・あるいは岡本太郎について語りまくるのを、テーマに分けて編集しまくった感じの映画でした。
狂言回しのような少女が出てくると思ってたんだけど、少女(織田梨沙といいます。Coccoみたいなピュアで大きな目鼻立ちで、都会の場面でも荒野の場面でも印象的)は時折通り過ぎるだけで、メインは「語り」です。
とにかく言葉が多い映画なんだけど、構成がいいからか、すーっと入っていけるし、それぞれの人々の語りの思い入れの深さにも、不思議と納得しながら見ていられます。
太郎って魅力的な人だし、太陽の塔に込められた彼の思いや意味は、今の時代にこそすごく大切だ、と納得できました。
早く太陽の塔のなかが見てみたいなぁ・・・。いつになったら予約が取れるのか・・・。