映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

永井聡 監督「帝一の國」1854本目

面白いっちゃ面白いけど、なんで平均点がこんなに高いのか、ちょっとびっくりしてる。
いい部分は、若い役者さんたちが生き生きしてて皆いい演技。永野芽郁はマドンナ的存在って感じはしないけど、天然な感じは悪くないなぁと思います。でもキャラクターをデフォルメしすぎてて、もう少し現実に寄せた方が10年後に見てもちゃんと面白かったんじゃないかなと思う。東郷菊馬とか氷室ローランドとか。
いくらなんでも選挙から次の選挙へすっ飛びすぎ。そこまでしてダイジェストを見たい事情は、私にはないです。原作のマンガを読んでる人は、どうしても最後まで描き切って欲しかったのかもしれないけど。
ううむ。。。

帝一の國

帝一の國