映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

三谷幸喜 監督「ザ・マジックアワー」1826本目

2008年、10年前の映画です。DVDに収録された予告編が時代を感じさせます。「花より男子ファイナル」とかw

なんかこの映画見たことあるなぁ。深津絵里がいい女だったことと、妻夫木くんが弱虫だったことを思い出したぞ。虚構の中の虚構がいつバレるかと、ハラハラしながら楽しめる豪華な映画です。

強いていうと、この映画のテンポってあまり得意じゃない。四拍子のシンプルすぎる歌みたいで、見るひとの感情の揺らぎに合わせて強弱をつけてくれない。三谷幸喜って監督じゃなくて脚本だけにして、機微に強い監督に作ってもらった方がいいかも?と思ったりして。(ある意味もっと単調な「去年マリエンバードで」とかは好きなんだけど、何が違うんでしょうね。)

この映画が好きな人って「グランド・ブダペスト・ホテル」とか好きなんだろうな。しつらえが絵本みたいに美しくて憧れの世界っぽくて。作り物っぽさを楽しむ、という楽しみがある。