映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

沖田修一 監督「キツツキと雨」1822本目

「シネフィルブック」という本を買って沖田修一監督のインタビューを読んだら、この映画のことが書いてあったので見てみることにしました。

役所広司のゾンビ最高すぎる・・・!ひょうひょうとした映画を撮る若い監督って、なんとなく、たくさんいると思うんだけど、沖田監督の映画の、そこはかとない可笑しさと、ほんのりとあったかい感じとか、好きだなぁ。
小栗旬は、渋谷にいたらブイブイ言わせてるのに現場で監督然としなければならないと、急にビビる若者、という感じで、いかにもいそうです。

こういうことって、すごーく現実にありそう。
学生の自主制作映画だってありそうだけど、村全体を巻き込んだり、大物の老俳優が駆り出されたりするのは、このくらいの規模の映画でないと成り立たないだろう。
それにしても、この中で作ってるゾンビ映画は最低だな・・・。絶対面白くないことが明らかなんだけど、村人たちが上気して盛り上がってしまうのは、こういう「みんなで何かを作る」楽しさに巻き込まれるからなんだろうな。映画ってもしかしたら、作ってる人たちが一番面白いのかも。

かなーり地味な映画だけど、沖田監督の映画は、なんかいいね。

キツツキと雨

キツツキと雨