1990年の作品。
ショーン・コネリーの貫禄がありすぎて、もっと最近の作品かと思いました。このとき60歳のはずだけど、長老感がつよいです。白ひげの威力!
ストーリーが複雑で、巻き戻したりしながら一生懸命追っかけないとわかりません。アメリカのスパイ小説とかって、こういうの多いもんな・・・。上下に分かれた分厚い文庫本で、小さい字でびっちりで、登場人物がすごく多いの。最近のハリウッド映画は、スパイものにしても戦争ものにしても、もっとメリハリが強くなってる気がする。むしろ今の日本の映画の方が、この映画のような群像劇的な設定の物が多いような。
リトアニア人という設定のショーン・コネリーだけじゃなくて、アメリカ側の交渉人(アレック・ボールドウィン)も、なんとなくジェームズ・ボンドをやりそうな風体じゃないですか?
裏切りそうなのがいるなぁ・・・と思って疑っていたら、怪しかったうちの一番弱そうな奴が裏切り者でした!
見応えのある映画だったけど、自分から積極的にみるタイプの映画ではないかな。
- 発売日: 2013/11/26
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