映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

石井隆 監督「フィギュアなあなた」1767本目

2013年の作品。

エッチで可笑しくてバイオレントな映画。
お医者さんごっこ的な楽しさがあります。愛もある。
ボカシがかかってるとはいえ、こんな下半身まるだしの映画とかないよね(爆笑)

タイトルからは、「空気人形」みたいな印象だけど、あの映画も好きだけど、この映画もいいなぁ。石井隆監督の作品って好き。

「うち来るかぁ。」
街角で子猫に出会って仲良くなった、みたいなおおらかでシンプルな「好き」がある。
なんで最後に屋上でノーパンでチュチュ着てピアノ弾いて宙を舞うのか全然わからないけど、この辺は、おっさん監督のファンタジーなんですかねw

しかし恋人どうしでも、ここまで足開いてくれる女性ばっかりじゃないと思うぞ(笑)

心音さんはあっけらかんと明るくていい。
カウンターの上の壇蜜はドキッとするくらい色っぽい。
同僚の間宮夕貴はあれだな、「風に濡れた女」でやっぱりあっけらかんと脱いでた子だな。

オチの部分は、まあなんとか終わらせるために必要だったのかもしれないけど、そうですかーって感じもします。
でもいいか、なんとなく好きだから。

フィギュアなあなた [DVD]

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