映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ベネディクト・エルリングソン 監督「馬々と人間たち」1710本目

2014年のアイスランド映画。どの場面にも馬がいる。人間と馬の関わりというより、人間どうしの関係を馬と人間の関係に置き換えてみたりして、人間ってやつは・・・という気持ちにさせる、変わった映画でした。
上映当時から気になってました。
馬が人間の代わりに喋る映画なんだろうかと思ってたら、違った。人間はみんなとても普通なんだけど、馬に置き換えると途端に人間って身勝手だなぁと気づく。でもそんな人間も仕方ないなーと思える。

馬の不倫は死をもって制するのに、人間はやりたい放題なんだなぁ・・・
以上。

馬々と人間たち [DVD]

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