映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

エリック・ロメール監督「木と市長と文化会館 または七つの偶然」1979本目

フランス人って議論好きなのかな〜。

私がよくわからなかった「緑の光線」も、なんとなく”頭でっかち”な女の子がわだかまる映画だったけど、この映画でもあーだこーだとみんなそれぞれの理屈をこねたり、上手いことやろうとしたり、自然派だったり都会派だったり、革新派だったり温存派だったりします。結局のところ<以下、ネタバレというか結末バレ>文化会館建設計画は、彼らが反対したのとは違う理由で(表向きは?)頓挫し、勧善懲悪のような落ち着き方はしませんでした。監督は実際のところ、緑を守ろう!という立場なの?それとも、あーだこーだ言う人たちを、くすくす笑いながら見てるのかしら。

どこを楽しめばいいのかよくわからない映画だったけど、この映画に出てくる人たちは、誰も嫌いになれませんね。誰にも肩入れもできないけど・・・。