映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ハイアム・ジョーンズ監督「カプリコン・1」1977本目

面白いし、怖い映画ですね。

NASAが当初は協力すると言っておきながら、途中から拒絶したとか、イギリスで最初に上映されたとか、因縁たっぷりの映画です。これを見て誰もがアポロ11号がフェイクだったという、まことしやかな噂を思い出すわけですよね。(しかも監督がキューブリックだった、とか。)映画「アルゴ」が実話だと知っている2018年の私たちは、(あの国ならやりかねん・・・というか、できてしまう・・・)と妙に実感してしまうのです。

アポロ11号はまだ戻ってきたから良かったけれど、もし戻って来られなかったら・・・?

この設定を思いついた時点で、製作者にはもうこの映画が最後まで見えていたでしょうね。「正義が勝ち、国家が裁かれる」みたいな強烈な終わり方をしないのがスマートで良かった。面白かったです。

カプリコン・1 [DVD]

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