映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

マシュー・パークヒル 監督「dot the I/ドット・ジ・アイ」1962本目

ガエル君の出てる映画をかたっぱしからリストに入れた時のだ。なんてオシャレな映画でしょう。すごくチャーミングな彼女が、なぜかダークスーツにつけ髭。これがまたドキッとします。そんな彼女に事故のように「独身最後のキス」の相手として選ばれたのがガエル君。

この彼女カルメン、「屋根裏部屋のマリアたち」の家政婦マリアを演じてたナタリア・ベルベケ。英語がちょっとたどたどしい感じ。音楽とかファッションとか、いい趣味ですねこの映画。スペイン人とブラジル人(という設定)がロンドンで走る、バックには疾走感のある音楽、小洒落たカメラワーク・・・。

結婚式場から賑やかに出てくるアフリカの民族衣装、カルメンはなぜかチャイナドレスで式場へ。

「キスは愛という字の最後の点だ」という格言が、英語だと成り立たないけど、日本語というか漢字では成り立つね。「dot the i」って言葉は、影の黒幕プロデューサーが実は出演契約書を取り付けてたという場面でもう一度出てきて、そこでは「終止符を打つ」という字幕がついてました。

・・・で、撮影隊の一人の役をトム・ハーディがやってるんだけど、この頃彼はまだ主役級じゃなかったのか。15年前だもんな・・・。

自主映画っぽい、凝った構成と随所に見られるセンス。なかなか楽しめる小品って感じでした。

屋根裏部屋のマリア

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