映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

セス・ホルト監督「恐怖」1907本目

1961年のイギリス映画。白黒の、ヒッチコック映画みたいに緊張感のある画面。

冒頭で湖から引き上げられる女性は誰なのか?嫌な予感しかしない映画の始まりです。

感じやすい少女、その父はなぜか突然姿を消していて、家に入り込んでいるのはクリストファー・リー演じる怪しいドクター。義母はそれほど悪い人には見えない一方、素朴で優しいドライバーのボブ。少女ペニーを演じるスーザン・ストラスバーグは、知的で美しく、そしてデリケート。完璧な恐怖映画のシチュエーションで、胃が痛むようなスリルをじりじりと楽しみましょう。

・・・そして、最後の大どんでん返ーーし!

どんでん返すとしたら、このパターンしかないよな・・・と思いながら見ていたらその通りになってしまったけど、やっぱり驚いた。面白い。なんて面白い映画でしょう。

オカルトや心理劇ではなく、とっても論理的に構築されていて、2018年に見ても違和感ないです。(今作るならもう少し、あれこれ作り込むだろうけど)

この映画をなんで見ることにしたのか覚えてないけど、見てよかったー!セス・ホルト作品、機会があったらまた見よう。