映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アレハンドロ・ホドロフスキー 監督「エンドレス・ポエトリー」1902本目

強烈な自意識の続き。
 
自分、自分、自分、
もうアレハンドロによるアレハンドロ語りの厚さ、濃さに当てられっぱなしです。
でもそこには普遍もある。
自分中心ではあるけど、自己愛と同じくらい深い自己嫌悪もある。こんな自分でも愛してやろうじゃないか、生き抜いていこうじゃないか、と、最低な天才アレハンドロ は自分に向かって言う。息子たちにも、スクリーンの向こうに向けて言う。
 
祝祭とか豊穣とかは、あるけどエミール・クストリッツァ とかセルゲイ・パラジャーノフ とか、朴訥な映画の方が神様に近いところにいるように感じてしまいます。ホドロフスキーはもっと論理的で理屈っぽい。
でも、赤い人たちと骸骨たちの絵はよかったなぁ。