映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ハル・アシュビー監督「ハロルドとモード」1703本目

素敵・・・。(目がハート)
人生における目的を初めて見つけたわ。
長生きしてモードになる!
この先誰かに「自由って何?」と聞かれたら、モードを指差せばいい。

ハロルドとモードの年齢差は、ピコ太郎夫妻をやすやすと超えています。
この時モード80歳、ハロルド19歳。
実際にはルース・ゴードン75歳と23歳。(ピコ太郎は54歳と78歳でしたっけ、もういいか)
ただ、年齢差は大げさな比喩なだけで、年齢差も性差も、もっというと犬と猫でも関係ないのだ。
モードの終わり方の潔さがあまりに素晴らしいのですが、私はヨーダみたいになるまでしつこく生き続けてみたい気もします。

古き良き70年代のアメリカの音楽も、やさしくて本当にいいですね。
この映画、作ってる人たちは絶対楽しかっただろうな〜。
ぶっちぎりで、私の好きな映画ベストテンに突入してくれました。

ハロルドとモード/少年は虹を渡る [Blu-ray]

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