映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ドゥニ・ビルヌーブ 監督「複製された男」1679本目

カナダとスペインの映画、とある。あまり接点がなさそうに見えるんだけどな。
そしてジェイク・ギレンホールが主演。相変わらずの目力。この人ほんと、変な映画好きだなー。日常のなかの非日常。平凡な生活に隠れていた謎。とか。自分で何かを引き起こすんじゃなくて、とんでもないことに巻き込まれていく方。

映画は、予想を上回るカフカ「変身」でした。一卵性双生児だって傷跡は違うはずだし、たまたま伸ばした髭も同じ形なんてことはない。妻は両方ともブロンドの知的美人。結末は「えっ」だけど、ギレンホールの濃くて得体の知れない演技がグイグイ引っ張るので、見応えがあるんですよね。

これが主人公の妄想か幻覚なのか?・・・そういう「真相」があるのかないのかは、あまり気にしないで楽しむことにします。

複製された男 (字幕版)

複製された男 (字幕版)