映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ホナス・キュアロン 監督「ノー・エスケープ 自由への国境」1666本目

本当にあるのでは?あるのかも?とぞっとする映画でした。
実際には逃げ出す間もないのかもしれず、こんなにドラマチックな逃亡劇が繰り広げられることはないのかもしれません。特殊な兵器や怪獣やサイコパスは出てこないし、超常現象も起こりません。世が世なら自分自身も同じ立場になったかもしれない、現実に起こっていそうな事件を、リアルに作り上げてあるので妙に臨場感が強い映画です。
全編スペイン語、メキシコとフランスの合作。だよね、アメリカではこの映画は作れない。
ガエル君は友情に厚く機敏な青年という、いつもながらのはまり役。
メキシコ国境の壁って、作った方が彼らの命が守れるのでは?などと思ってしまいました。(越境できなくなるけど)