日本映画とされているけど、監督(と少女)以外はロシア人、撮影地もロシアということなので、個人的にはロシア映画と呼びたいです。
画面が確かに、タルコフスキー的な湿度と重さのある美しさ。日本人とロシア人のハーフであるお嬢ちゃんも可愛くてちょっと個性的でいい。(実際ロシアにはアジア系とのハーフって結構いるんじゃないかな)ロケにお金かけてないぶん(失礼!)、会話劇なんだけど、”記憶”に関わるしつこいくらいの対話が私のイメージするロシアと一致していて、よかったです。どこか物足りないところがあるんだけど・・・どこなんだろう・・・。
もっと派手な画面?もっと出演者に動いてほしい?
でも、もっと見ていたいという気持ちになりました。もっと作ってください、ロシアで。