映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ルパート・サンダース 監督「ゴースト・イン・ザ・シェル」1629本目

押井守監督の1995年版を見たはずだけど、この映画と似ているところがあるのかどうか思い出せない。
すごく「ブレードランナー」っぽいよね。香港っぽいキッチュなオリエンタル趣味の街に、日本っぽいけどちょっと違うアイテム。
北野武だのジュリエット・ビノシュだの桃井かおりだの、豪華すぎる脇役のおかげで、薄っぺらくなりがちなこういう映画の出演者たちがちゃんと「生きている」と感じられます。
記憶の中の画像が乱れるのはまだわかるけど、目の前のものがぶれるのって、すでに現実じゃないものを見せられてる感じ。

たけしだけ日本語なので字幕がなく、聞き取れなくてだんだん筋がわからなくなってくる。聞き取り能力が低いのか、私は・・・。たけしのキャスティングは、アウトレイジのヤクザ像が欲しかったからなんだろうなぁ。いるだけで迫力があります。

筋がちゃんと追えてないのであまりとやかく言うべきじゃないと思うけど、美しくて面白い映像と情感があって、独特な魅力があります。この「世界観」を見てるだけでもいい。