1984年、そんな昔か、この映画も。
当時は、かっこいい映画を見るんだという意気込みで見たけど、女の子がドレスを捨てるところしか記憶にないや。あれ強烈だった。
そうそう、雪の街からマイアミに行くんだけど、気の利かない奴らと一緒でちっとも盛り上がらないんだった。
ハンガリー生まれの、カンフー映画とスクリーミン・ジェイ・ホーキングが好きな、かなり変な美少女。
(フランス人が必要ならジュリエット・ビノシュが演じたに違いない)
改めて思うに、やっぱりこの監督の映画はオシャレ系だと思わずに、日常の中にクスリ、というつもりで見るべきだな。女の子のキャラクターの作り方とかさ、この映画だと「ハンガリー」「カンフー映画」「ドレスを捨てる」「スクリーミン」みたいなわかりやすい変なポイントが多いけど、「パターソン」まで来ると、素敵でユニークなのは色彩的なセンスとかで、モチーフはギターとかカップケーキとか、割合どこにでもあるものを利用するようになってる。でも変わったのはそういう部分であって、本質的なものはこの映画も最新作も同じなんだな、と気づいた。
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