映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

廣木隆一 監督「さよなら歌舞伎町」1611本目

こういう映画なのか。
たくさんの男女が行き交うけど、時系列が並んでいて、ときどき時刻が表示されるので、あまり混乱せずに見られます。

エロ映画ではないけど、舞台は歌舞伎町のラブホテル。
フロントがネットカフェみたいだ。廊下が真っ暗で、後ろ暗い感じ。部屋も暗くて。若くて元気な人たちがわざわざこんなところで。もっと明るいところですればいいじゃないか、という気がする。
西武新宿駅を以前はよく使ってたので、歌舞伎町は割と身近な場所だと思ってたけど、この映画を見ると私はオモテしか見てなかったのかなと思う。

染谷将太はなんの役をやっても自然だなぁ。
東京じゅうにラブホテルなんてたくさんあるのに、<以下ネタバレ>妹と彼女が別件でたまたま来るって無理だよ〜。ど田舎の設定ならなぁ。
イ・ウンウ ってすごく可愛い。えっもう37歳!?この映画の時でも34歳か。20歳そこそこかと思った。韓国美容すごい。
我妻三輪子 も可愛いなぁ。
売春ビジネスを管理する男たちってどんな気持ちなんだろう。田口トモロヲの役は人情深いんだよね。実際こういう人もいるんだろうな、と思う。

歌舞伎町の、私に見えてなかった部分を社会見学みたいに見てしまって、映画としてどうなのかちゃんと見ることができなかった。セックスってのはそんなに売り物になるのか。世の中には男と女がだいたい半々ずついるのに、それがこれほど売り物になるってのは・・・原油みたいに供給量がコントロールされているというか・・・
普通に恋愛してない人た多いってことかな?

どんな成り行きにしろ、共感できる誰かを見つけて二人で生きていければいいと思う。
震災で失ったもの・お金のために売春をすること・・その辺が「彼女の人生は間違いじゃない」につながっていくのかな。

朝がきて、よかったって思える終わり方に救いがありました。