映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

シャルル・ビナメ 監督「エレファント・ソング」1606本目

2014年のカナダ映画
グザヴィエ・ドランが英語しゃべってる。ネイティブじゃないという感じはないけど、フランス語の方が自然な気がする。。。

誰もが愛するものを失うという、悲しみに満ちた映画なんだけど、全員大人なので誰もオイオイ泣いたりしません。生きることはここでは、悲しみながら生きるということだ。ドラン演じるマイケル少年は、悲しみながら生きなくて済むこの結末を迎えるために、下世話な言葉でいうと”ひと芝居打った”んだ。
なんか、それでいい、気がする。

最後に登場するローレンス医師は、ドランの映画に出てくる、例えばギャスパー・ウリエルみたいな、モデルばりのイケメンかと思ったら、髪の薄い知的で暖かい感じのおじさんだった。これもまたいい選択だと思える。

役者としてのドラン、これから年をとるにつれて、幅が広がっていくのか狭まっていくのか、全然わからないなぁ。とにかく素晴らしい映画だったと思います。

エレファント・ソング [DVD]

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