映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ジャ・ジャンクー 監督「山河ノスタルジア」1568本目

チャオ・タオって綺麗で複雑で、いい女優さんですね。
同じ監督の「罪の手触り」が、好きな映画というのではないんだけど、とてもよかった。この女優さんは忘れられない一人になりました。
この映画の方が「罪の」より起承転結?で追いやすいんだけど、19歳の少年と母親くらいの年齢の講師との不思議な関係とか、常識で考えると不自然なことがちょいちょいあって、「ん?」と思いながら見ます。
この映画に関しては、監督の意図をあんまりちゃんと汲み取れなかった感じがします。