映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

クアン・プンリョン 監督「ブエノスアイレス 摂氏零度」1526本目

1999年、2年前に公開された「ブエノスアイレス」のメイキング的なドキュメンタリー映画が作られました。
ブエノスアイレス」好きなんですよ。テーマ曲の「Happy Together」がなんともいえず楽しくて切なくて、まだ失恋も何も知らない、この先かならず傷つく少年少女の夢の歌みたいで。まっすぐなトニー・レオンと柔らかいレスリー・チェンと純粋なチャン・チェンが美しすぎて。胸がいっぱいになる映画・・・のドキュメンタリー。
・・・なんだけど、画質が粗くて、昔の携帯のカメラで動画を撮ったみたいで見づらいですね。やっぱり、当然なんだけど、映画そのものを完成品としてみて味わえばいいのかなと改めて思ったりしました。