映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

フランソワ・オゾン監督「17歳」1519本目

なんかこういう映画ってあるよなぁ。この間見た「ドリーマーズ」とか・・・「ニンフォマニアックス」はその最たるものだけど。「ラマン」とか。自分の若さを持て余してドブに捨てるようなことをせずにいられなくなる、若い女の子の話。
この映画の面白いところは、発覚してから彼女がどうするか、というところに半分近くの時間を割いているところ。この後も「彼は秘密の女ともだち」へと、心情の流れの方に関心が強くなっていくということなのかな。

<以下、ネタバレではないけど>
しかし、オチにシャーロット・ランプリングって、ラスボス降臨だよなぁ。これほど迫力のない人でも良かったのでは。

17歳 [DVD]

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