映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

チャウ・シンチー 監督「西遊記 はじまりのはじまり」1515本目

ライフ・オブ・パイと一緒にレンタルしてしまった。ずいぶん虚々実々な作品の取り合わせだ。まるでギンレイホールの二本立て!

それにしても面白かった。主役の僧正玄奘を演じたウェン・ジャンは、親しみやすいユーモアたっぷりのイケメン(谷原章介っぽい?)。海洋天堂のあの少年か!強く美しい女妖怪ハンタースー・チー。この映画ではなかなかの三枚目を可愛らしく演じています。それより何より、孫悟空をホアン・ポーって誰だ、この面白すぎるヤツ!

笑いのツボが日本国内のコメディとあまり変わらないなぁ、エンディングのGメン75を見て、監督は日本人かと思ったし。(こんなの分かるのアラフィフ以上だよなぁ、、)

こんな面白い映画、もっと見たい・・・なんて今頃言っても遅いかな・・・。