映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

エリック・トレダノ 監督「最強のふたり」1500本目

このテーマの作品をフランスの大人が撮るとこうなるのか!
いいなぁやっぱりフランス人。

音楽が静かだったり、フィリップの周りの人たちがみんな大人だったり。アフリカン・フレンチの彼のルーツはセネガルかしら、彼がブギー・ワンダーランドで踊ったのはとっても素敵だった。大人ってのは、真面目に暮らしていても、日常にふわっと新しい風が吹き込んだときにちゃんと微笑むことができる、ってことだと思う。

強い人もいる、自由な人もいる、賢い人もいる、おおらかな人もいる。全然違う人どうしが、心を開いて近づけば一緒にもっと遠くへ行ける。

映画館の密室で見ても、狭い部屋のテレビで見ても、心が世界中に広がっていくような気持ちになれる、とっても気持ちのいい映画でした。