映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アダム・マッケイ 監督「マネー・ショート 華麗なる大逆転」1431本目

うう、難しい。でも、時折カメラ目線で“xxでもわかる”的な解説をしてくれる登場人物(または、無関係なセレブw)のお陰で、なんとかかんとかついていきました。こういう映画は、録画やDVDで家でゆっくり見るのがベスト。用語がわからないときにポーズをかけてググる余地があるから。

お金を運用して増やすことは、明日の生活の心配をしなくてすむようにするために、大切なことだ。
年金の運用が失敗して目減りすると躍起になって怒るくせに、マネーゲームで儲けている奴らを糾弾する、みたいな考え方が私がとても嫌いなんだけど、じゃあ「適度に儲ける」のがいいのかというと、そんな線引きは神様にもできないと思う。ギャンブルには熱くなりすぎちゃいけない、引き際が何より大切だ・・・っていうあたりが、私にも理解できる「節度」なのかなと思います。