映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

アラン・シャバ 監督「ミッション・クレオパトラ」1330本目

2002年にフランスで作られた、エジプトが舞台のコメディ映画。なんじゃそりゃ。
主役の漫画キャラクターを演じるのは、名優ジェラール・ドパルデュー(ええ!?)、クレオパトラを演じるのはセクシー美魔女モニカ・ベルッチ(といっても14年も前なので若い)、これはほかに選択肢がない気がします。

ウズベキスタン航空の機内でこれを見ました。かかる機内映画はすべて、男女二人だけで吹き替えられています。しかもかなり演技が下手。したがって感情移入が難しい。男二人以上でやりあっている場面も、要は一人です。落語家のような声色もない。ものすごくのっぺりとした変なコメディでした。あんまり意味が取れなかった。

ウズベキスタンをはじめ、中央アジアの人々は、これを特に面白いと思うから、25本の機内映画のひとつに選んだんでしょうね。エジプトから距離的にも民族的にもそう遠くない彼らが、フランス人がエジプト人を演じるコメディを大笑いして見ている図って、複雑すぎてわかりません。

クレオパトラの殺し文句「いうことを聞かないとワニの餌にするわよ」