映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

トニー・ギルロイ 監督「フィクサー」1329本目

2007年のアメリカ映画。
監督はトニー・ギルロイとあるけど、スティーブン・ソダーバーグがプロデューサーでシドニー・ポラックが製作。そうそうたるメンツですが、ストーリーはずいぶんシンプル。なんとなく味わいはあるんだけど、芯にそれほど強いものがなく、素敵なテレビドラマを見たわ、くらいの感触でした。

ジョージ・クルーニーがまたチョイ悪弁護士の役をやってますが、どうも真面目さが滲み出ていて、およそ何万ドルも借金を負う人に見えません。