映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

セオドア・メルフィ 監督「ヴィンセントが教えてくれたこと」1315本目

ナオミ・ワッツ…この人ほど、金髪碧眼の白人美人であることに頓着しない女優っていないよなぁ。
この映画では、移民の娼婦で”腹ボテ”。なまりのある英語のうまいこと。美人っちゃ美人の役だけど、これほど演じにくい、ちゅうとはんぱに底辺っぽい役もなかなかないだろうなぁ。

ビル・マーレーも大好きなので、この映画はおいしいところがたっぷりです。隣人のママと僕もいい。
ママの、マジメなのに暗くならない、おおらかな感じがいい。小僧の、小心なくせに楽観的な、のび太っぽい性格もいい。
あと、音楽がどーんと大きく響くのがいい。既存のそこそこヒットした曲をあちこちで使ってるんだけど、そのセンスが気が利いてる。

じわーっと好きです。この映画。