映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

テレンス・ヤング 監督「007 ドクター・ノオ」1312本目

1962年制作のイギリス映画。イギリスですよ、みなさん!007シリーズは最初のこの作品から今に至るまで、ずっとイギリスで作られてます。

さてこの映画、なんか昔の冒険活劇の匂いがしますね。「ミスター・モト」シリーズや初期の手塚治虫まんがをホウフツとさせる、エキゾチックな南の島やマッド・サイエンティストや大規模な装置が満載。ウルトラマンシリーズもこの系譜ですね。今のハイテクっぷりと比べると、ファンタジックなSFです。

ドクター・ノオ氏は、クラウドアトラスでベン・ウィショーに施されてた「西洋人を東洋人に見せるための一重まぶたメイク」みたいだし、綺麗どころがチャイナドレスをみんな着てるところを見ても、おそらく悪役はチャイナ系と言いたんでしょうね。この映画自体は、今に続く大ヒットシリーズを予感させるものではなかったけど、だからこそこの後のシリーズ作品の変遷が興味深いです。