映画と人とわたし

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

ロブ・ライナー 監督「ア・フュー・グッドメン」1264本目

1992年の作品。

一見、トムクルーズとかデミムーアとか当時のスターが出てて、下っ端の兵隊を裁判から守り悪徳将軍を弾劾するという、正義の映画に見える。しかしこの場所の名前をわたしたちはその後起こった別の事件で知ってしまっていて、昔からひどいことが当然のように行われてたんだろうか、などと思ってしまうんだ。
グアンタナモ海軍基地」が、ついこの間までアメリカと国交を絶っていたキューバの端っこにあって、辺境のアメリカ軍基地として特殊な運営を続けてきたことは、ついこの間知った。

だから言葉づらだけ見てると、シリアスな反戦ドラマのように見える。当時は「トップガン」の続きくらいのつもりで見た人にも、いたづらに生命を絶たれた青年と手を下さなければならなかった青年たちが戦争の犠牲だというメッセージが伝わったんじゃないかとも思う。