小泉堯史監督「蜩の記」1213本目

地味だけどいい映画でした。
現代ならありえないような、上司の無理無謀を受け止めてひたすら精進する侍を、役所広司岡田准一が説得力のある演技で表現。

最近サムライ映画はサムライがサムライに見えないことが多くなった気がするけど、この映画はわりとさらっと普通に世界に入っていけました。

しかし「近松物語」のような、胸にずしんと残るものはありません。理不尽で重い幕切れなのに、さらっと終わってしまう。一生忘れないだろうな、と思う映画のことを、名画って呼べばいいのかな・・・。