映画と人とわたし by エノキダケイコ

映画は時代の空気や、世代の感覚を伝え続ける、面白くて大切な文化だと思います。KINENOTEとこのブログに、見た映画の感想を記録しています。

小津安二郎「彼岸花」1202本目

もう見た木がするけど、記録が残ってない。
小津安二郎の映画って、素晴らしいけど数本を除いてちょっと混同しやすい。

山本富士子の関西弁がとっても自然でくだけてるな、と思って見てみたら大阪出身でした。やっぱり!
浪花千栄子、いつものふてぶてしいおばさんっぷりがカッコイイ。
有馬稲子佐田啓二カップルは、優等生的で美男美女で、親が反対するわけがない完璧っぷり。
と、いろいろ特徴を見つけようとしたけど、既視感が強すぎて、新しい良さを見つけられない作品だったな・・・。